ロサンゼルス・ドジャースのスーパースター、大谷翔平選手は、ナショナルリーグの最優秀選手として満場一致で選ばれ、3度目の最優秀選手賞（MVP）を受賞した。
30歳の大谷選手は、ロサンゼルス・エンゼルス在籍中に、2021年と2023年にアメリカンリーグMVP賞を受賞した。
アメリカンリーグとナショナルリーグはメジャーリーグベースボールを構成しており、各リーグが個別にMVP賞を授与している。
2023年12月にドジャースに入団した大谷選手は、3回以上のMVP賞を受賞した12人の選手の1人であり、アメリカンリーグとナショナルリーグの両方で連続受賞した初の選手である。
彼は全米野球記者協会の30人の投票で、ニューヨーク・メッツのフランシスコ・リンドーアを抑えて1位を獲得した。「チームメイトがいなかったら、この賞はもらえなかったでしょう」と大谷は述べた。「シーズンにMVPを獲るつもりで入ったわけではありません。新チームであるドジャースの一員であることが私の最優先事項でした。もちろんファンの皆さんにも喜んでもらい、自分がどんな選手か知ってもらいたいと思っていました。それが今シーズンに向けての私の主な目標でした」。ドジャースは彼の活躍により、2024年のワールドシリーズで7度目の優勝、2020年以来の優勝を果たした。大谷はその期間中にワールドシリーズを制した最初の選手となった。
